メキシコの画家の巨匠といえば、このカップル。
私は、知らなかったのだけど、サンクリストバル で、マヤちゃんと行った本屋にフリーダのポストカードが売っていて、なんだこの人は。
と思ったのであった。
メキシコシティに行けたら、
まずは、彼女の美術館に行ってみたかった。
それがこのフリーダ。
フリーダは、メキシコと、西洋人の混血で、相当な美人なんだけど、
絵が相当痛々しい。
独創的な服のセンス。
メキシコと西洋文化を合わせた、服を着ている。
彼女を見ていると、もちろん痛々しい部分も多いんだけど、
それと同時にものすごい美しさや自己愛もあって、この強烈な魅力から未だに世界中にファンがいて、美術館も入場料が驚きの高さ、プラスものすごい混んでいる。
18歳の時に、事故にあって、骨の各所が折れたりした、相当ひどい事故で、
体はめちゃめちゃ悪く、長い美しいドレスをいつも着ているんだけど、彼女のおかしくなってしまった脚をすっぽり隠すためらしい。
その後絵の才能を発掘してくれた、
壁画の巨匠ディエゴと結婚するが、ディエゴの不倫や子供の流産など、痛々しい話が多い。
いつもコルセットなどでガッチリ体を締めている。
フリーダは、ほぼ自画像の作品が多い。
フリーダ自宅。
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そして、
夫である、ディエゴリベラ。 (1929-1951)
メキシコは壁画文化である。
それを始めたのがディエゴ。
庶民や知識(文字が読めない)などの人にも、見てもらったりできるようにという意味合いで始めたそう。
国立宮殿に書かれたディエゴの絵は入場料無料。
そして、メキシコの先住民から、
西洋人に乗っ取られている様、
政治の裏側など、
わかりやすく壮大なスケールで描かれており、
また国立宮殿に描いても良いという許可を得ているところもまたすごい。
クリスチャンの人が先住民、マヤ文明を崩壊して、お金を乗っ取って行く様子。
先住民たち。
この自分を信じているパワーというか、圧巻です。
私は、ふたつしか美術館を訪問できなかったけど、メキシコシティで生涯を過ごしたふたりの作品を見れる。場所はたくさんある。
この国立宮殿があるあたりは、
アステカ文明などでも重要な聖地だったそうで、今でもアステカの衣装を着て、
セレモニーが行われる。
メキシコシティに来て、 3日目。
テポスランと合わせると、10日目にようやく、トルコの大使館から、パスポートが
再発行した。そして今度は、アメリカ大使館に行って、アメリカビザを取らなければならない。
ビザが取れるかの確証はないが、とりあえず、もっとアメリカに近い国境近くの町、エルモシージョに行くことにした。